アンサンブルの楽しさ

先日、某幼稚園にてクリスマスコンサートに出演させていただきました。

以前ご一緒させていただいた二期会オペラ歌手のご夫妻、そして、声優・歌手・ナレーターとして芸能界で幅広く活動されている方とご一緒に‥


第一線でご活躍されている方々との共演でドキドキでしたが、とても気さくな方ばかりで、打ち合わせ中はつい話に夢中になってしまうほど、すっかり仲良くさせていただきました。

オペラ歌手あるある話、声優あるある話など、業界のお話を聞くことが出来、とても興味深かったです。
中でも、声優さんが主役を務められたキャラクターの声をちょくちょくお披露目くださり、間近で聞けて感激でした!
(瞬時に役の声になり切れる所はさすがプロ!!)

私の方は、ピアノ担当ということで、縁の下の力持ち的存在になれるよう努めました。素敵な歌声の方々なので、どのような伴奏が映えるか、また、園児に喜んでもらえるように、良い響き、良い音楽を伝えられるようアレンジを加えました。

私が日頃、レッスンする上で目標としている総合音楽力の育成。
ピアノは自分で弾いて楽しむのも良いですが、こうしてアンサンブルで楽しむのも至福のひとときです。
アンサンブル演奏は、技術はもちろんのこと、音楽の三要素であるリズム、メロディ、ハーモニーを感じる力がなお必要です。リズム感、表現力、構成を知るために必要な和声の知識、アレンジに使える伴奏力等々‥色々な力が備わっていることが求められます。
私も、コンサートでは今まで積み重ねてきた知識をフル活用して挑みました。

本番はクリスマスソングを交えながらのオペレッタで、歌あり笑いありの盛り沢山な内容。

劇中、最近流行りの鬼滅の刃のセリフをアドリブで織り交ぜる所はさすがでした。

もちろん園児達は大盛り上がり!

先生方にも喜んでいただけたようで、大盛況の内に終えることが出来、私も嬉しかったです。



さて、教室の方では、クリスマスが近いこともあり、希望の方にはクリスマス曲を弾いていただいています。
ソロや連弾、2台ピアノバージョン等々。

コロナ禍を機に、レッスンで同じピアノを弾くことが難しくなったので、2台ピアノにもチャレンジしています。
2台の響きは音の層が厚く、また違った楽しみがあります。


リトミックコースの生徒さんもクリスマスを少し意識して、トーンチャイムやハンドベルなど、様々な楽器による合奏を楽しんでいます♪


人と関わり合いながら作り上げていく過程は楽しいものですね。アンサンブルの醍醐味というものでしょうか。

今後も生徒の皆さんには、音楽のあらゆる知識を身につけつつも、様々なアンサンブルの楽しさを体感してほしいと思っています。

こんな時代だからこそ、音楽で心を豊かにしたいですね。

それでは素敵なクリスマスを☆彡